前職で分析とは違った職に就いていたのですが、やはり学生時代に学んだ食品化学の知識を活かして、食の安全に科学的な面で貢献できるような仕事をしたいと思い、転職を考えたことがきっかけです。求人情報を見て、未経験でも応募可能とあったので、食に特化した分析事業であるつくば分析センターに入社を決めました。

入社してから2ヶ月半の間は技術部内で一通りの研修を積んでから、現在の部署に所属になりました。私は、お客様からお預かりした野菜や大豆、米、香辛料などの検体を、機器で測定を行うための粉砕・抽出・精製作業を行う「前処理チーム」で業務をしています。

同じ野菜でも取り除く部分が変わったり、他のものと混ざってしまうことのないよう、業務には慎重さが伴いますが、上手くいかないときは経験豊かな先輩に教えてもらいながらおこなっています。

新しく分析項目を増やしたり、複雑な検査でも可能な限り意欲的に挑戦していく社風があります。他部署（営業部）とも関わりが多く、情報を共有して自分たちがどのように動いていくべきかを知ることができ、モチベーション向上につながっています。

風通しの良いアットホームな環境で、社内イベントも多く、昨年度の社員旅行では四国の旅を楽しみました。私は今年忘年会の幹事を担当するので、どんな企画や景品にするか、もう一人の担当と楽しみに計画しています。

私は入社して1年なので、分析の知識や技術はまだまだ不十分なところが多いと思っています。そのため、日々の業務だけでなく、食品分析士2級以上の資格取得やセミナー等にも積極的に参加して、分析の技術を磨いていきたいです。

国内でも他にあまり例をみない農業に近い分析機関であることが当社の大きな特徴です。農業大国茨城で食の安全に関わりたいと思う人、また、業務はチームでおこなっているので、自発的にコミュニケーションが取れる人が向いていると思います。

社員同士の距離が近いため、社内イベントにも積極的に参加してみんなで楽しむことができるといいですね。