食物アレルギー検査
食品の中に、卵や小麦など、アレルギー表示が必要となる原材料が含まれているかどうか、原 材料由来の遺伝子やタンパク質を調べ、含有を確認する検査です。最近は、製品の検査だけではなく、コンタミネーション防止のため、生産ライン洗浄後のリンス水の検査、生産設備の拭取り検査についてのお問い合わせ、ご依頼が増えています。日常の管理と併せて、定期的な検査による、科学的な検証の実施をお勧めいたします。検査内容について、ご不明な点がございましたら、お問い合わせください。お客様に最適な検査をご提案させていただきます。
検査項目
- 〈 特定原材料 〉
- 重篤度・症例数の多い7品目について、省令で表示が義務化されています。
卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かに※2008年6月3日より、「えび」「かに」が追加されました。(2年間の経過措置)
- 〈 特定原材料に準ずるもの 〉
- 過去に一定の頻度で重篤な健康被害が見られた18品目について、通知で表示が奨励されています。(任意表示)
あわび、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、バナナ
※赤字で記載したものは、検査が可能な品目です。
| 検出対象 | ELISA法 | ウェスタンブロット法 | PCR法 | イムノクロマト法 | |
|---|---|---|---|---|---|
| A | 卵 | ◎ | ◎ | - | ○ |
| 乳 | ◎ | ◎ | - | ○ | |
| 小麦 | ◎ | - | ◎ | ○ | |
| そば | ◎ | - | ◎ | ○ | |
| 落花生 | ◎ | - | ◎ | ○ | |
| えび | - | - | ◎ | - | |
| かに | - | - | ◎ | - | |
| 甲殻類(えび・かに) | ◎ | - | - | ○ | |
| B | 大豆 | ○ | - | ○ | - |
| りんご | - | - | ○ | - | |
| バナナ | - | - | ○ | - | |
| キウイフルーツ | - | - | ○ | - | |
| くるみ | - | - | ○ | - | |
| やまいも | - | - | ○ | - | |
| さけ | - | - | ○ | - | |
| さば | - | - | ○ | - | |
| いか | - | - | ○ | - | |
| あわび | - | - | ○ | - | |
| 牛肉 | - | - | ○ | - | |
| 豚肉 | - | - | ○ | - | |
| 鶏肉 | - | - | ○ | - | |
| C | 米 | - | - | ○ | - |
| ジャガイモ | - | - | ○ | - | |
| トウモロコシ | - | - | ○ | - | |
| ゴマ | ○ | - | - | - | |
| アーモンド | ○ | - | - | - | |
| ヘーゼルナッツ | ○ | - | - | - | |
○…通知法記載の試験法ではありません。◎…厚生労働省通知法に準じた試験方法。
- 通知法:食安発第0122001号「アレルギー物質を含む食品の検査法について」(平成21年1月22日)
※詳細は下記からご覧いただけます。【消費者庁のページが表示されます】 - 1.[PDF:261KB]
- 2.[PDF: 69KB]
- 3.[PDF:148KB]
- 4.[PDF:208KB]
- 5.[PDF:396KB]
A…特定原材料B…特定原材料に準ずるものC…その他(海外で規制のあるもの。食物アレルギーの症例があるもの。)
【特定原材料7品目】
| 検出対象 | 検査区分 | 検査料金(税別) | ||
|---|---|---|---|---|
| 卵、乳 小麦、そば、落花生 甲殻類(えび・かに) |
定量検査法(ELISA法) | 1キット使用 | ¥15,000 | |
| 2キット使用 | ¥25,000 | |||
| 卵、乳 | 定性検査法(ウェスタンブロット法) | ¥45,000 | ||
| 小麦、そば、落花生 | 定性検査法(PCR法) | ¥30,000 | ||
| 1品目追加 +\7,500 | ||||
| えび、かに | 定性検査法(PCR法) (えびの追加検査) 制限酵素処理による確認 |
¥30,000 | ||
| 1品目追加 +\7,500 | ||||
| ¥10,000 | ||||
| 卵、乳 小麦、そば、落花生 |
簡易検査(イムノクロマト法 ) | 1キット使用 | ¥5,000 | |
| 2キット使用 | ¥9,000 | |||
| 甲殻類(えび・かに) | 簡易検査(イムノクロマト法 ) | 1キット使用 | ¥5,000 | |
※定量検査法と定性検査法は、通知法に準じた試験法です。
※簡易検査(イムノクロマト法)は、通知法記載の試験法ではありません。
【その他検査可能品目】
| 検出対象 | 検査区分 | 検査料金(税別) | |
|---|---|---|---|
| 大豆 | ELISA法 | 1キット使用 | ¥18,000 |
| ゴマ | お問い合わせ下さい | ||
| アーモンド | お問い合わせ下さい | ||
| ヘーゼルナッツ | お問い合わせ下さい | ||
| 大豆 | PCR法 | ¥30,000 1品目追加 +\7,500 (小麦、そば、落花生の追加も可能) |
|
| りんご | |||
| バナナ | |||
| キウイフルーツ | |||
| くるみ | |||
| やまいも | |||
| 米 | |||
| ジャガイモ | |||
| トウモロコシ | |||
| さけ | PCR法 | ¥30,000 1品目追加 +\7,500 (えび、かにの追加も可能) |
|
| さば | |||
| いか | |||
| あわび | |||
| 牛肉 | |||
| 豚肉 | |||
| 鶏肉 | |||
- 〈 ELISA法 〉
- 抗原抗体反応を利用し、食品中に含まれるタンパク質を検出します。特異性(どれだけ正確に区別できるか)と定量性(どれくらい含まれるか)のある検査法です。食品の加工度合、使用原材料によっては、偽陰性、偽陽性となる場合がありますので注意が必要です。
- 〈 PCR法 〉
- 検出対象に特異的なDNA領域をPCRで増幅し検出する方法です。極めて微量なDNAでも検出することが可能で、特異性も高い検査法です。加工食品では、 DNAの低分子化、PCR阻害物質の存在やDNAの抽出が困難(残存しない)な場合があり、検査が不可能な場合があります。
- 〈 ウェスタンブロット法 〉
- 食品中に含まれるタンパク質を、電気泳動により分子量で分離し、ELISA法と同様に、抗原抗体反応を利用してタンパク質を検出します。分子量により区別 するため、ELISA法よりも特異性が高く偽陽性が現れにくい検査法です。既知濃度の標準タンパク質を並行して使うので、標準タンパク質のバンドと比較し て、おおよその濃度が判ります。











